「もうやめさせよう」と決めた夜、私が母として伝えたいこと

公開日: 2026-05-13

子供の歯磨きが終わって、寝室で読み聞かせをしてる時。「お母さん、英語、もうやめてもいい?」「うん、いいよ」と答えながら、心の中で何度も自分を責めてる。

その判断、3日待ってください。

『やめさせよう』の前に、聞いてほしいこと

当教室には『もうやめさせよう』と決めて来た保護者さまが、何百人もいらっしゃいました。

そのうち、本当に『英語をやめた』ケースは、ほんの一部です。

残りは、原因を一緒に探したら、ほとんどが続けられました。そして、その後しっかり伸びました。

なぜか。それは、『やめたい』の本当の原因が、表面に出ているところとは違ってたからです。

子供が「やめたい」と言う時の、本当の理由

子供は、本当の理由を言葉にできません。だから、表面上の言葉になる。

「先生が好きじゃない」「英語、つまらない」「他のこと、やりたい」

でも、その奥には、もっと違う理由が隠れてる。

  • レッスンが難しすぎて、自信を失っている
  • 逆に、簡単すぎて、退屈している
  • 頻度が多すぎて、疲れている
  • 友達と遊ぶ時間が減ってるのが嫌
  • 親の期待を感じて、プレッシャー
  • 体調や思春期の変化
  • 先生との相性

これらは、子供本人にも分からない。だから、『やめたい』という一言になる。

『やめさせる』前にやってほしい、たった1つのこと

もう判断を下す前に、お子さまにこう聞いてみてください。

「英語、何が一番嫌?」

『やめたい?』じゃなく、『何が嫌?』です。

『やめたい?』と聞くと、子供は『うん』としか答えません(言ってしまった以上、引き下がれない)。

でも『何が嫌?』と聞くと、本音が出てきます。「先生がたまに怒る時があって…」「最近の教材、難しい」「英語の宿題が多くて、遊べない」

その『何が嫌』が分かれば、対処できます。

『やめる』と『変える』は、違う

もう一つ、大事な視点。お子さまが『やめたい』と言ったからといって、『英語そのものをやめる』必要はありません。

『何かを変える』選択肢が、たくさんあるんです:

  • 頻度を減らす(週4回→週1〜2回)
  • スクールを変える(先生との相性、カリキュラムの違い)
  • 形式を変える(オンライン↔対面、グループ↔個別)
  • 1〜2ヶ月お休みする(リフレッシュ期間)
  • 家庭学習だけに切り替える(一時的)

これらの選択肢を、お子さまと一緒に考えてあげてください。『やめる』しか選択肢がないと思ってる子供に、『変える』という選択肢があると示すだけで、お子さまは安心します。

『やめさせる』判断は、いつでもできる

でも、いったん『やめてしまった』後の再開は、難しい。

3日、いや、せめて1週間、判断を保留してみてください。その間に、お子さまの『何が嫌』を一緒に探す。スクールに相談する。それでも変わらないなら、その時にやめても、決して遅くありません。

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