子供の歯磨きが終わって、寝室で読み聞かせをしてる時。「お母さん、英語、もうやめてもいい?」「うん、いいよ」と答えながら、心の中で何度も自分を責めてる。
その判断、3日待ってください。
『やめさせよう』の前に、聞いてほしいこと
当教室には『もうやめさせよう』と決めて来た保護者さまが、何百人もいらっしゃいました。
そのうち、本当に『英語をやめた』ケースは、ほんの一部です。
残りは、原因を一緒に探したら、ほとんどが続けられました。そして、その後しっかり伸びました。
なぜか。それは、『やめたい』の本当の原因が、表面に出ているところとは違ってたからです。
子供が「やめたい」と言う時の、本当の理由
子供は、本当の理由を言葉にできません。だから、表面上の言葉になる。
「先生が好きじゃない」「英語、つまらない」「他のこと、やりたい」
でも、その奥には、もっと違う理由が隠れてる。
- レッスンが難しすぎて、自信を失っている
- 逆に、簡単すぎて、退屈している
- 頻度が多すぎて、疲れている
- 友達と遊ぶ時間が減ってるのが嫌
- 親の期待を感じて、プレッシャー
- 体調や思春期の変化
- 先生との相性
これらは、子供本人にも分からない。だから、『やめたい』という一言になる。
『やめさせる』前にやってほしい、たった1つのこと
もう判断を下す前に、お子さまにこう聞いてみてください。
「英語、何が一番嫌?」
『やめたい?』じゃなく、『何が嫌?』です。
『やめたい?』と聞くと、子供は『うん』としか答えません(言ってしまった以上、引き下がれない)。
でも『何が嫌?』と聞くと、本音が出てきます。「先生がたまに怒る時があって…」「最近の教材、難しい」「英語の宿題が多くて、遊べない」
その『何が嫌』が分かれば、対処できます。
『やめる』と『変える』は、違う
もう一つ、大事な視点。お子さまが『やめたい』と言ったからといって、『英語そのものをやめる』必要はありません。
『何かを変える』選択肢が、たくさんあるんです:
- 頻度を減らす(週4回→週1〜2回)
- スクールを変える(先生との相性、カリキュラムの違い)
- 形式を変える(オンライン↔対面、グループ↔個別)
- 1〜2ヶ月お休みする(リフレッシュ期間)
- 家庭学習だけに切り替える(一時的)
これらの選択肢を、お子さまと一緒に考えてあげてください。『やめる』しか選択肢がないと思ってる子供に、『変える』という選択肢があると示すだけで、お子さまは安心します。
『やめさせる』判断は、いつでもできる
でも、いったん『やめてしまった』後の再開は、難しい。
3日、いや、せめて1週間、判断を保留してみてください。その間に、お子さまの『何が嫌』を一緒に探す。スクールに相談する。それでも変わらないなら、その時にやめても、決して遅くありません。