オンライン英会話を「やめようか」と迷った時に読む記事|カウンセラーが本音で答えます

公開日: 2026-04-16

「半年やらせているのに、全然変わっていない気がする。このまま続けていいのかな……」

当教室の日本人の教育プランナーとして、この言葉を体験レッスンで他スクールからの移籍検討時に何度もいただきます。というか、毎回この相談がほとんどです。

そして正直にお伝えします——実は、私自身の子供もレッスン中に居眠りしていた時期がありました。

なぜ子供は「効果を感じない」のか

思春期前の子供たちは、ものごとの価値を理解するものさしが大人とは全く違います。

「楽しいか楽しくないか」「友達もやっているか」——この2つが判断基準のほぼ全てです。英会話を続けることで将来どれほど有利になるか、なんて考えていません。大人が英語の価値を知っているのは、すでに社会に出ているからです。

だから「やめたい」と言う子供を責めても意味がない。「価値を感じていないだけ」で、能力がないわけではないのです。

「効果が出ていない」は本当か?10年で分かったこと

当教室に来られる保護者の方から一番多くいただくフィードバックがあります。

「先生が褒めてくれる教室はたくさんありました。明るい先生もたくさんいました。でも、伸ばすことに集中してくれる教室は初めてでした。」

これは複数の保護者の方から、ほぼ同じ言葉でいただいてきた声です。

多くのオンライン英会話は「楽しさ」を前面に出します。子供が笑顔だと、保護者も安心する。でも「楽しかった」と「英語力が伸びた」は別物です。本当に伸びる教室は、楽しませながらも、きちんと練習に向き合わせます。

「効果なし」に見える本当の原因6つ

① 頻度が足りない

週1回25分は年間約22時間。英語が話せるレベルに必要な3,000時間の0.7%です。「やっている気分」にはなれますが、積み上がるスピードより忘れるスピードの方が速い。

ちなみに私の父もオンライン英会話に取り組んだことがありましたが、週3回、予復習なしで3年取り組んでいましたが、まったく話せるようになりませんでした。ただ可愛い先生を予約して、相手の言っていることが「分かった気になっている」という状態でした。

② インプットだけでアウトプットがない

英語の動画やBGMを流すことは、音への慣れに少し役立ちます。しかし、言語習得研究(Swain, 1985)が明確に示した通り、インプットだけではスピーキング(話す力)は育ちません。声に出す・相手に伝える練習が必ず必要です。

③ 先生が変わるたびにゼロからやり直し

毎回違う先生では「この間どこまで進んだ?」から始まり、本来練習に使える時間を確認作業に使ってしまいます。進捗を引き継ぐ仕組みがあるかどうかで、積み上がりの速さが大きく変わります。

④ 先生の指導力のばらつき

先生のトレーニングを継続的に行っていないスクールも多く、先生個人の指導力のばらつきなどが「効果が出ない」ことに大きく関係していると感じております。

⑤ レベルが合っていない

難しすぎれば諦め、簡単すぎれば退屈。「ちょうどいい負荷」を常に調整することが、英語力を伸ばし続けるための最重要条件です。

⑥ 「沈黙期」を待てずにやめてしまう

最初の1年は、脳の中にインプットが溜まる時期です。この時期は「何も変わっていない」ように見えますが、コップに水が溜まっているだけです。ここでやめるのが最ももったいないパターンです。

✅ 話せなくても「伸びているサイン」

  • 先生の「Stand up」「Good job」に反応できるようになった
  • 「これ英語で何ていうの?」と自分から聞いてくる
  • レッスン外で英語の単語がポロッと出てくる
  • 英語の音に敏感になってきた(TVで反応するなど)

「やめようか迷っている」——カウンセラーとして伝えること

私は保護者の方に、こんな話をします。

「他の習い事でも、幼少期から続けてきた中で同じ山があったと思います。続けた子とやめた子、両方いたはずです。大人になった今、続けてきた子の姿が見えているから、価値がわかる。子供にはまだその景色が見えていません。」

「一緒に、どうすれば本人が価値を感じられるかを考えましょう。」

これは脅しでも煽りでもなく、本音です。大学受験で英語が必要になる現実が見えてから自分で焦る子は多い。でも幼少期に積み上げたものがある子とない子では、その時点での差が大きすぎます。

本当に「やめた方がいい」ケースとは

10年間で様々なご家庭を見てきた中で、「今はオンライン英会話をお休みした方がいいかもしれない」とお伝えするケースがあります。それは、「習い事の時間を完全に『お任せ』にしたい」というご要望が強い場合です。

  • レッスン中は完全にお子様一人に任せきりで、様子を全く見ない(※お子様が他の画面を開いていても気づけないなど)
  • 「レッスンさえ受けていれば、親は何も関わらなくても話せるようになるはず」という期待がある
  • お子様が壁にぶつかった時、「一緒に乗り越えよう」ではなく、「すべて先生の教え方のせいだ」と結論づけてしまう

もちろん、今はやりの「親がずっと教えるおうち英語」とは違い、お忙しい保護者の方の負担を減らすためのレッスンプランですので、ずっと真横に座って見張っていただく必要はありません。

しかし、子供のオンライン英会話は「講師・お子様・保護者」のチーム戦です。「今日楽しかった?」「上手に言えてたね!」という、終わった後のほんの少しの声かけが、最大のモチベーションになります。「一緒に応援する姿勢」を持っていただけるご家庭なら、お子様は必ず伸びます。

「続けるべきか、私と一緒に考えましょう」

当教室の教育プランナーが保護者の方と直接お話しし、お子さまの状況に合わせた具体的な対策をご提案します。無理な勧誘は一切ありません。

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まとめ

「効果なし」に見える時期は、ほぼ全ての子に訪れます。そこで大切なのは、やめるかどうかではなく、「なぜ続けるのか」を保護者と一緒に考えることです。

大人は英語の価値を知っていますが、子供にはまだ見えていません。山を乗り越え、その景色を一緒に見せてあげることが、英会話を続けることの本当の意味であり、育児の意義だとさえ思っています。

スポーツや芸術など、可能性を広げる習い事は他にもたくさんあります。しかし「英語」は少し違います。「世界は広い」「国境を越えて共感できる仲間がいっぱいいる」――その事実に気づく鍵を手にするだけで、子供たちの人生は何十倍も輝くものになるはずです。

私たちの親世代とは違う、本格的なグローバル時代を生き抜いてきた私たちが、子供たちにその大切さを伝えることは、一つの「ミッション」かもしれないとさえ感じています。

この記事を書いた人

ふくやま あいこ / 共同創業者 · 日本人教育プランナー

2014年設立メンバー。フィリピンに半年間渡航し、150回以上のトライアルレッスンからカリキュラムを開発。自身の子供や父親の英会話失敗という原体験から、「週4回のアウトプット重視」という教育理念を確立。10年以上・延べ数百人のお子様の英語力向上に伴走してきた。

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