
夕食の後、リビングのソファでタブレットを見ているお子さん。今日は学校の授業でもタブレットを使ったと言っていた——「この上、オンライン英会話まで始めたら、画面を見る時間が増えすぎるんじゃないかしら」。そんな心配が頭をよぎって、体験レッスンの申込画面をそっと閉じたことはありませんか。
「オンライン英会話で目が悪くなるのでは」というご質問は、私も本当によくいただきます。まずお伝えしたいのは、その心配は、お子さんの健康を真剣に考えているからこそ生まれる、まっとうな感覚だということです。心配するあなたが過保護なわけでも、考えすぎなわけでもありません。
子供のオンライン学習、画面時間が心配——「時間の長さ」だけで見ると判断を間違えます
学校のタブレット学習、家でのYouTube、ゲーム。今の子供たちの画面時間は、私たちが子供だった頃とは比べものになりません。だから「これ以上増やしたくない」と感じるのは自然なことです。
ただ、長年この仕事をしてきて感じるのは、画面時間を「合計で何分か」だけで管理しようとすると、大事なものまで一緒に切り捨ててしまうことがある、ということです。
見るべきは時間の長さの前に、その画面の向こうで何が起きているか。同じ30分でも、流れてくる動画をただ眺めている30分と、画面の向こうの人と会話している30分では、子供の頭と心の動き方がまったく違うからです。
受け身の視聴と「対話する画面時間」は、質が違います
実はこの区別、専門家の間でも前提になっています。米国小児科学会(AAP)は、1歳半頃までの小さな子供には画面メディアを避けるよう勧めていますが、家族などとのビデオチャット(ビデオ通話)だけは例外としています。画面越しであっても、相手とのやり取り——呼びかけて、反応が返ってきて、それにまた応える——がある時間は、一方的に流れてくる動画とは別のものとして扱われているのです。
オンライン英会話は、まさにこの「やり取りのある画面時間」です。先生の質問を聞いて、考えて、自分の口で答える。答えればまた次の質問が来る。レッスンの間、子供はずっと「参加者」であって、「視聴者」ではありません。
思い出してみてください。動画を見ているときのお子さんの顔と、ビデオ通話でおばあちゃんと話しているときのお子さんの顔。同じ画面の前なのに、目の輝きも、姿勢も、口数もまるで違うはずです。前者は情報が一方通行で流れ込んでくる時間、後者は自分の反応が相手を動かす時間。子供自身の体が、その違いをいちばん正直に教えてくれています。
だから私は、オンライン英会話を「画面時間を増やすもの」ではなく、すでにある画面時間の一部を、受け身から対話に置き換えるものと考えていただきたいのです。動画を1本減らして、会話を1回入れる。合計は増やさない。この発想に切り替えると、始める前の罪悪感がずいぶん軽くなりませんか。
かけ流しや動画との賢い付き合い方については、家でできる英語環境づくり|DVDかけ流しとYouTubeの賢い使い方でも詳しくお話ししています。
「オンライン英会話で目が悪くなる?」——今日からできる目のケア
とはいえ、対話型なら目が疲れない、というわけではありません。目への負担は現実の問題として、実践的に対策しましょう。私がご家庭にお伝えしているのは、次のことです。
- 画面から距離を取る。目安は、腕をのばしてやっと届くくらい。スマホよりタブレット、タブレットよりパソコンと、画面が大きいほど自然に距離が取れます。
- 部屋を明るくする。画面だけが明るい暗い部屋は、目が疲れやすくなります。画面の後ろに窓がある逆光の配置も避けてください。
- レッスンが終わったら、遠くを見る。「終わったら、窓から一番遠くのものを探しっこしよう」と遊びにしてしまうのがおすすめです。近くを見続けた目を、意識的に休ませてあげましょう。
- 寝る直前のレッスンは避ける。夕方など、就寝までに時間のある時間帯を選んであげてください。
言葉かけも、少し工夫できます。「目が悪くなるからやめなさい」と画面そのものを敵にするのではなく、「画面と仲良く付き合う練習をしようね」「レッスンの後は目にごほうびの遠く見タイムね」——禁止ではなく作法として伝えると、子供は驚くほど素直にルールを守ってくれます。これは英語に限らず、これから何十年も画面と生きていく子供たちへの、一生ものの贈り物になります。
そしてもう一つ。あい子供英会話のレッスンが1回20分(未就学児は10分)なのは、子供の集中力が続く長さであると同時に、目と体への負担を考えても現実的な長さだからです。60分間画面の前に座らせるのではなく、短い時間を毎日。この設計の理由はオンライン英会話中の子供の集中力を保つ方法|20分が最適な理由でもお話ししています。
それでも迷うなら——「画面の中身」を見直すサインかもしれません
もしお子さんの画面時間がすでに動画やゲームでいっぱいなら、それはオンライン英会話をあきらめる理由ではなく、画面時間の中身を入れ替えるサインかもしれません。
あい子供英会話は、オンライン専門のマンツーマン個別レッスンです。グループレッスンのように、他の子の発言を「見て待つ」時間がありません。20分間ずっと、先生と自分のやり取りが続きます。質問には単語ではなくフルセンテンス(完全な文)で答える指導を徹底しているので、受け身になる隙がないのです。
さらに、レッスンの外では多読——紙の本でできる、画面を使わない英語時間——を学習に組み込んでいます。日本人の教育プランナーが毎月、先生と一緒にお子さんの進捗を分析し、ご家庭での学習のバランスについてもアドバイスをお届けしています。英語漬けにはしても、画面漬けにはしない。そういう設計です。
無料体験では、お子さんが20分間「視聴者」ではなく「参加者」でいられるかどうか、ぜひ画面の横で確かめてみてください。公式LINEにご登録いただくと、お子さんのタイプ診断シートと言葉かけマニュアルもプレゼントしています。
画面時間に悩むのは、真剣に子育てをしているお母さんだけです。だからこそ、量だけで怖がるのではなく、質で選ぶ目を——私たちと一緒に育てていきませんか。
