「小学校で英語やってるから大丈夫」は本当?
「うちの子、小学校で英語やってるから家で別にやらなくていいよね?」
この質問をくださる保護者の方が本当に多いです。結論から言うと、学校の英語だけでは、英語を「使える」ようにはなりません。
なぜそう言い切れるのか。2026年現在の小学校英語教育の現状を、データで見てみましょう。
小学校英語のこれまでの変遷
2011年:外国語活動スタート(5〜6年生)
「聞く・話す」を中心にした週1回の外国語活動が、5年生と6年生で必修になりました。この段階では成績評価はなく、「英語に慣れ親しむ」ことが目的でした。
2020年:正式教科化
小学3・4年生で「外国語活動」が必修化され、5・6年生では「外国語(英語)」が正式な教科に昇格。成績がつくようになり、テストも始まりました。
5・6年生の授業時間は週2コマ(年70時間)。中学校への橋渡しとして、「読む・書く」も加わりました。
2025年:教科書改訂
2025年度に教科書が改訂され、以下の変化がありました。
- 語彙数が増加(600〜700語の習得が目標)
- 「書く」活動の比重が増加
- デジタル教材の充実(音声付きQRコード、タブレット対応)
- CLILアプローチの導入(理科や社会の内容を英語で学ぶ)
学校英語だけでは足りない3つの理由
理由①:圧倒的に時間が足りない
小学5・6年生の英語の授業は週2コマ、1コマ45分。年間で約70時間です。
一方、言語習得に必要な時間は一般的に「2,000〜3,000時間」と言われています。小学校6年間の英語の授業を全部合わせても、せいぜい200時間程度。必要時間の10分の1にも届きません。
理由②:「話す」時間がほとんどない
1クラス30〜35人で、先生は1人。45分の授業で、一人ひとりが英語を話す時間はどのくらいでしょうか?
計算すると、1人あたり1〜2分。しかもそのほとんどは、教科書の例文を読み上げるだけ。自由に英語で話す機会は、ほぼゼロに等しいのです。
オンライン英会話のマンツーマンレッスンなら、25分間ずっと自分が話せます。学校の授業の10倍以上、「話す」時間が確保できるのです。
理由③:個別対応が難しい
30人のクラスでは、英語の習熟度に大きな差があります。幼児期から英語を学んでいる子と、小学校で初めて英語に触れる子が同じ教室にいる。先生は全員に合わせたペースで進めるしかないため、できる子は退屈し、できない子は置いていかれる。
家庭で「うちの子のレベルに合った学習」を補うことで、学校の授業もより有効に活用できるようになります。
学校英語を「活かす」ための家庭学習のコツ
学校の英語教育を否定しているのではありません。学校で学んだことを家庭で「定着」させることが重要なのです。
コツ①:学校で習った単語をおうちで使う
子供が学校で新しい単語を習ったら、家庭でもその単語を使ってみてください。「今日のおやつはappleだよ」「この色は英語でなんて言うんだっけ?」。学校の学びと日常生活をつなげることで、記憶の定着率が上がります。
コツ②:デジタル教材を活用する
2025年の教科書改訂で、QRコードから音声が聞けるようになりました。家でも教科書のQRコードをスマホで読み取って、英語の音声を一緒に聞いてみてください。親が英語ができなくても、デジタル教材が先生の代わりをしてくれます。
コツ③:オンライン英会話で「話す機会」を補う
学校で足りないのは「話す時間」。この部分をオンライン英会話で補うのが最も効果的です。毎日20分のオンラインレッスンを加えるだけで、学校の授業の効果が何倍にも膨らみます。
学校で習った文法や表現を、先生との会話で実際に使ってみる。この「インプット(学校)→アウトプット(オンラインレッスン)」のサイクルが、英語力を確実に伸ばします。
英語格差はすでに始まっている
文部科学省のデータによると、小学校卒業時点で英語の学力差はすでに大きく開いています。家庭で英語に触れている子と、学校の授業だけの子では、中学校入学時点で約2年分の差がついているという報告もあります。
この差は中学・高校とさらに広がり、大学受験では致命的な差になりかねません。「小学校で英語やってるから大丈夫」ではなく、「小学校で英語を始めた今こそ、家庭で伸ばすチャンス」と捉えてください。
当教室では、英語教育への想いを共感していただける保護者様とお子様とのご縁を大切にしています。
「うちの子に合うかも」と感じていただけましたら、まずはお気軽にご連絡ください。
無料体験授業でお会いできることを楽しみにしています。