フォニックスとは何か?読み書きの基礎を作る英語の音の学習法
2026-03-05

2026-03-05

フォニックスとは何か?読み書きの基礎を作る英語の音の学習法

「小学校で英語やってるから大丈夫」は本当?

「うちの子、小学校で英語やってるから家で別にやらなくていいよね?」

この質問をくださる保護者の方が本当に多いです。結論から言うと、学校の英語だけでは、英語を「使える」ようにはなりません。

なぜそう言い切れるのか。2026年現在の小学校英語教育の現状を、データで見てみましょう。

小学校英語のこれまでの変遷

2011年:外国語活動スタート(5〜6年生)

「聞く・話す」を中心にした週1回の外国語活動が、5年生と6年生で必修になりました。この段階では成績評価はなく、「英語に慣れ親しむ」ことが目的でした。

2020年:正式教科化

小学3・4年生で「外国語活動」が必修化され、5・6年生では「外国語(英語)」が正式な教科に昇格。成績がつくようになり、テストも始まりました。

5・6年生の授業時間は週2コマ(年70時間)。中学校への橋渡しとして、「読む・書く」も加わりました。

2025年:教科書改訂

2025年度に教科書が改訂され、以下の変化がありました。

  • 語彙数が増加(600〜700語の習得が目標)
  • 「書く」活動の比重が増加
  • デジタル教材の充実(音声付きQRコード、タブレット対応)
  • CLILアプローチの導入(理科や社会の内容を英語で学ぶ)

学校英語だけでは足りない3つの理由

理由①:圧倒的に時間が足りない

小学5・6年生の英語の授業は週2コマ、1コマ45分。年間で約70時間です。

一方、言語習得に必要な時間は一般的に「2,000〜3,000時間」と言われています。小学校6年間の英語の授業を全部合わせても、せいぜい200時間程度。必要時間の10分の1にも届きません。

理由②:「話す」時間がほとんどない

1クラス30〜35人で、先生は1人。45分の授業で、一人ひとりが英語を話す時間はどのくらいでしょうか?

計算すると、1人あたり1〜2分。しかもそのほとんどは、教科書の例文を読み上げるだけ。自由に英語で話す機会は、ほぼゼロに等しいのです。

オンライン英会話のマンツーマンレッスンなら、25分間ずっと自分が話せます。学校の授業の10倍以上、「話す」時間が確保できるのです。

理由③:個別対応が難しい

30人のクラスでは、英語の習熟度に大きな差があります。幼児期から英語を学んでいる子と、小学校で初めて英語に触れる子が同じ教室にいる。先生は全員に合わせたペースで進めるしかないため、できる子は退屈し、できない子は置いていかれる。

家庭で「うちの子のレベルに合った学習」を補うことで、学校の授業もより有効に活用できるようになります。

学校英語を「活かす」ための家庭学習のコツ

学校の英語教育を否定しているのではありません。学校で学んだことを家庭で「定着」させることが重要なのです。

コツ①:学校で習った単語をおうちで使う

子供が学校で新しい単語を習ったら、家庭でもその単語を使ってみてください。「今日のおやつはappleだよ」「この色は英語でなんて言うんだっけ?」。学校の学びと日常生活をつなげることで、記憶の定着率が上がります。

コツ②:デジタル教材を活用する

2025年の教科書改訂で、QRコードから音声が聞けるようになりました。家でも教科書のQRコードをスマホで読み取って、英語の音声を一緒に聞いてみてください。親が英語ができなくても、デジタル教材が先生の代わりをしてくれます。

コツ③:オンライン英会話で「話す機会」を補う

学校で足りないのは「話す時間」。この部分をオンライン英会話で補うのが最も効果的です。毎日20分のオンラインレッスンを加えるだけで、学校の授業の効果が何倍にも膨らみます。

学校で習った文法や表現を、先生との会話で実際に使ってみる。この「インプット(学校)→アウトプット(オンラインレッスン)」のサイクルが、英語力を確実に伸ばします。

英語格差はすでに始まっている

文部科学省のデータによると、小学校卒業時点で英語の学力差はすでに大きく開いています。家庭で英語に触れている子と、学校の授業だけの子では、中学校入学時点で約2年分の差がついているという報告もあります。

この差は中学・高校とさらに広がり、大学受験では致命的な差になりかねません。「小学校で英語やってるから大丈夫」ではなく、「小学校で英語を始めた今こそ、家庭で伸ばすチャンス」と捉えてください。

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