「ママ、英語で何て言うの?」と聞かれたら|答えられなくていい理由

公開日: 2026-08-04
「ママ、英語で何て言うの?」と聞かれたら|答えられなくていい理由
「ママ、英語で何て言うの?」と聞かれたら|答えられなくていい理由

夕食の途中、お子さんがふと顔を上げて聞いてきます。

「ねえママ、『おかわり』って英語で何て言うの?」

——固まる。えっと、もう一杯だから”one more”? いや、ご飯のおかわりって決まった言い方があった気がする……。曖昧に「うーん、なんだったかなあ」とごまかして、子供が食べ終わった後、一人でこっそり検索して落ち込む。私が英語できないせいで、この子の「知りたい」を逃してるんじゃないか、と。

「子供に英語で何て言うのと聞かれて、答えられませんでした」というご相談を、これまで何度もいただいてきました。今日は同じ母親として、はっきりお伝えしたいのです。その瞬間は失点ではありません。むしろ、最高の学習チャンスです。

「英語で何て言うの?」と聞かれたら——それは伸びているサインです

まず、質問が出たこと自体を喜んでください。お子さんが「これ、英語では何て言うんだろう」と考えたということは、頭の中に「英語で表現してみたい」という回路が育ち始めているということです。日本語の世界だけで生きている子からは、この質問は出てきません。

そしてその質問が向かった先が、先生でも辞書でもなく「ママ」だった。それは、お子さんにとって英語が「ママと共有したいもの」になっている証拠です。答えられるかどうかより、ずっと大事なことがもう起きているのです。

親が答えを知っている必要はない——「一緒に調べる姿」が最高の教材です

ここで発想を変えてみませんか。親の役割は「答えを知っていること」ではなく、「分からないことをどうやって調べるか、生きた見本を見せること」だと。

考えてみると、即答してしまえば、子供の学びは3秒で終わります。でも「ママも分からない!一緒に調べよう」と隣でスマホを開けば、お子さんは「分からないことは調べればいい」「大人も学び続けている」という、一生モノの姿勢を目撃します。分からないことは、恥ずかしいことじゃない。むしろ楽しいこと。——これを教えられるのは、完璧な先生ではなく、一緒に「へえ!」と言ってくれるお母さんだけです。

私自身、英語で挫折した経験のある母親です。だから断言できます。英語が苦手なお母さんでも大丈夫|子供の英語力を伸ばす5つのことにも書いた通り、親の英語力と子供の伸びは別物。伸びる子の家にあるのは、正解ではなく「一緒に面白がる空気」です。

すぐ使える対応フレーズと、調べ方の具体例

そうは言っても、とっさの一言が出ないと焦りますよね。そのまま使える対応フレーズをどうぞ。

  • 「いい質問!ママも分からない。一緒に調べてみよう」——魔法の基本形。「いい質問」と最初に言うことで、質問すること自体が褒められます。
  • 「調べる前に、どんな言い方か予想してみようか」——クイズにすると、答えを見た瞬間の記憶への残り方が全然違います。
  • 「それ、今度先生に聞いてみたら?何て聞くか一緒に考えよう」——「How do you say 『おかわり』 in English?」という聞き方ごとメモしておけば、質問がそのままレッスンの教材になります。

調べ方は、こんな方法が手軽です。

  • 音声つきの辞書アプリや音声検索で「音まで」確認する——文字だけ調べて終わりにせず、必ず親子で発音を聞いて、二人で真似してみる。
  • 「質問ノート」を作る——聞かれて分からなかった言葉を書きためておく。あとで見返すと、それはお子さん専用の単語帳になっています。市販のどんな単語帳より、本人の「知りたい」から生まれた言葉は忘れません。
  • 調べた言葉を、その日のうちに1回使う——「おかわり」なら、夕食の残りを前に「Do you want more?」と聞いてみる。調べて終わりの言葉は消えますが、使った言葉は残ります。

ひとつだけ、気をつけたいことがあります。「また調べるの?ママ英語できないから……」と申し訳なさそうにしないことです。お母さんが「できない自分」を責める姿を見せると、お子さんは「間違えることは恥ずかしいことなんだ」と学んでしまいます。逆に、お母さんが堂々と「分からない!調べよう!」と楽しそうにしていれば、分からないことを面白がる姿勢ごと伝わります。子供が見ているのは、答えではなく、分からないときのお母さんの表情なのです。

子供の「何て言うの?」を受け止めてくれる先生がいると、循環が生まれます

あい子供英会話では、家庭で生まれた「これ英語で何て言うの?」を、そのまま週3回〜週5回のマンツーマンレッスンに持ち込めます。毎月審査とトレーニングを受けたフィリピン人講師が、単語だけでなくフルセンテンスの言い方まで引き出してくれるので、「家で疑問が生まれる→レッスンで解決する→家でまた使ってみる」という循環が回り始めます。担任制ではありませんが引き継ぎの仕組みがあるので、どの先生でも前回の続きから。日本人の教育プランナーも毎月、レッスン外で進捗を見ながら「おうちでの関わり方」をアドバイスしています。

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答えを知っているお母さんより、一緒に探してくれるお母さん。今夜も「いい質問!」から、一緒に学んでいきましょう。

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