小学生が英語についていけない本当の理由|同じ母親として、お話しします

公開日: 2026-07-12
小学生が英語についていけない本当の理由|同じ母親として、お話しします

「英語の授業、よくわかんない」。夕食の途中、お子さんがぽつりとこぼした一言に、胸がざわっとした——そんな経験はありませんか。ランドセルから出てきたプリントを見ると、いつの間にか単語を書く練習が始まっている。「あれ、小学校の英語って、歌ったりゲームしたりする楽しいものじゃなかったの?」と戸惑っているお母さんからのご相談を、私はこれまで何度もいただいてきました。

最初に、これだけはお伝えさせてください。小学生が英語についていけないのは、お子さんの能力のせいでも、あなたの関わり方のせいでもありません。今の学校英語には、つまずく子が出やすい「構造」があります。今日は同じ母親として、その構造の話と、家庭でできるフォローの話をさせてください。

小学生の約3割が「英語が好き」と言えない現実

文部科学省の全国学力・学習状況調査(令和3年度)では、小学6年生の約3割が「英語の勉強は好きですか」という質問に否定的な回答をしています。およそ3人に1人です。

背景には、2020年度からの教科化があります。5・6年生の英語は「教科」になり、成績がつき、読み書きが加わり、扱う単語の量もぐっと増えました。それまで歌やゲームが中心だった「外国語活動」が、ある日突然「評価される勉強」に変わったのです。

つまり、「ついていけない」と感じているのは、決してうちの子だけではありません。仕組みが大きく変わった以上、つまずく子が一定数出るのは、ある意味で当然のこと。まずはお母さん自身が「うちの子は遅れている」という焦りを、少しだけ横に置いてあげてほしいのです。

小学生が英語についていけない本当の理由——「わかる前提」で進む授業

学校の授業は、限られた時間で決められた範囲を進めなければなりません。そこで起きているのが、「聞いてわかる」「読める」ことを前提にしたまま、どんどん先へ進んでいく構造です。

  • アルファベットの音を十分に積み上げる前に、単語を「書く」活動が始まる
  • 30人前後のクラスでは、一人の子が英語を口にできる時間は1回の授業でごくわずか
  • わからなくても授業は止まらず、「わからないまま座っている時間」だけが積み重なる

大人に置き換えてみてください。聞き取れない英語の会議に毎週座らされて、しかも成績までつけられたら——英語が嫌いになるのは、むしろ自然な反応ですよね。

さらにやっかいなのは、英語のつまずきが「音」から始まることです。算数なら、九九でつまずいたと目に見えてわかります。でも英語は、「先生が何を言っているか聞き取れない」という一番最初のつまずきが、外からはほとんど見えません。手を挙げない、プリントが進まない、なんとなく元気がない——親や先生が気づいたときには、「わからない」がずいぶん積もってしまっていることが多いのです。

お子さんは「英語ができない」のではなく、「わかる前提で進む場所に、わからないまま置かれている」だけ。この違いは、とても大きいと私は思っています。学校英語の構造については小学校の英語教育何が問題なの!という記事でも書いていますので、よければあわせて読んでみてください。

家庭で今日からできるフォロー

1. 「わからない」を責めず、教えてもらう側に回る

「なんでわからないの?」と聞きたくなる気持ち、痛いほどわかります。でもここはぐっとこらえて、こんな言葉かけに変えてみてください。

「今日の英語、どんなことやったの?ママにも教えてくれる?」

子供が「先生役」になると、わかっている部分とわかっていない部分が自然に見えてきます。しかも、責められていないので本音が出ます。「ここ、実はよくわかんない」と言えた瞬間が、フォローの入り口です。

2. 毎日5分、「全部わかる」レベルの英語の音に触れる

授業より少しやさしいレベルの歌や動画を、1日5分だけ。ポイントは「全部わかった!」という感覚を毎日味わわせることです。ついていけない状態の子に必要なのは、背伸びの先取りではなく、「英語がわかる自分」を思い出す時間。自信は、わかる体験からしか育ちません。

このとき、隣で一緒に聞いて「ママ、今の聞き取れなかった。もう1回いい?」と言ってみてください。お母さんが完璧じゃない姿を見せると、子供は「間違えてもいいんだ」と安心します。教える人ではなく、一緒に学ぶ仲間になる。私自身、これがいちばん効くと感じてきました。

3. つまずいた場所の「一歩手前」まで戻る

音がわからないのに書く練習をしても、苦行にしかなりません。単語が読めないならアルファベットの音へ、聞き取れないならもっとゆっくりの音声へ。戻ることは後退ではなく、階段をかけ直すことです。

それでも英語嫌いが進むなら、環境を見直すサイン

ただ、正直にお伝えすると、家庭のフォローだけでは届かない場面もあります。集団授業でしぼんだ自信は、「自分のペースで、わかる英語を積み上げる」体験でしか回復しない——長年たくさんの子供たちを見てきて、そう感じています。

あい子供英会話は、オンラインのマンツーマンレッスンです。1回20分、週3回から週5回。学校のカリキュラムではなく、その子の今のレベルに合わせて進めます。テストはしません。英語を嫌いにさせないためです。担任制ではありませんが引き継ぎの仕組みがあり、どの先生でも前回の続きから始められます。さらに日本人の教育プランナーが毎月、レッスン外で先生と一緒に進捗を分析し、家庭学習のアドバイスをお伝えしています。

「わかる英語を、毎日少しずつ」。英語を特別なイベントではなく、歯みがきのような毎日の当たり前にする——私たちが週3回以上の頻度にこだわるのは、この思想があるからです。週1回の詰め込みでは、次のレッスンまでに忘れてしまい、「わからない」からやり直しになる。短くても毎日に近い頻度で「わかる英語」に触れ続けるほうが、子供の自信は確実に積み上がっていきます。

実際、学校の授業で自信をなくしてから来てくれた子が、数か月後に「学校の英語、わかるようになってきた」と笑ったという報告を、保護者の方から何度もいただいてきました。学校より一足先に「わかる」を経験しておくと、授業が復習の場に変わるのです。

公式LINEでは、お子さんのつまずきタイプがわかる診断シートと言葉かけマニュアルをプレゼントしています。無料体験で、お子さんの「今のレベル」を一緒に確かめることもできます。

「ついていけない」を「わかるって楽しい」に変えていく道のりを、私たちと一緒に歩きませんか。同じ母親として、お待ちしています。

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