体験レッスン後、申し訳なさそうに「私、Hello しか言えないんですけど…」と切り出すお母さんが、本当に多い。その質問の裏には『私が英語できないから、子供にもダメな影響あるんじゃ…』が隠れてる。
『英語ができない親』のほうが、子供は楽しんで続けるケースが多いんです。
15年見てきて、確信したこと
『お母さんが英語ペラペラ』の家庭の子と、『お母さんが英語ゼロ』の家庭の子。どっちが伸びる確率が高いと思いますか?
15年、何百組の親子を見てきて言えるのは、『お母さんが英語ゼロ』の家庭の子の方が、楽しんで続けるケースが多いということ。
これ、最初に気づいた時、私自身、信じられませんでした。でも、何百組見てもこの傾向は変わらない。理由は、3つあります。
理由①:英語ペラペラ親は、子供の英語に厳しすぎる
英語ができるお母さんは、子供の英語に違和感を感じる。
「今の発音、違うよね」「そこは過去形にしないと」「もっとちゃんと話せるはず」
本人は『教えてあげてる』つもり。でも、子供にとっては、毎回ダメ出しされてる感覚。英語が嫌いになるリスクが高くなります。
理由②:英語ペラペラ親は、期待値が高すぎる
「私が3歳の子供だった時、これくらい話せた」「友達の子はもうペラペラなのに」
無意識に他の子と比較する。それが子供にとって、最大のプレッシャーになります。
理由③:英語ゼロのお母さんは、純粋に喜べる
子供が「I like apple!」と言った瞬間、心から「すごい!」と言えるのは、英語ができないお母さんの方なんです。それが、子供にとって最大のモチベーションになる。
「私、英語できないけど一緒に学ぶね」の威力
当教室の保護者面談で、こんな話を何度も聞きました。
「私、英語できないから、子供と一緒に勉強してます。子供が私の先生になってくれて、すごく楽しそう」
このお母さん、最強です。なぜなら、子供は『お母さんに教えてあげる』ことで、英語のアウトプットが自然に発生してるから。子供にとって、『誰かに教える』ことは、最高の英語学習です。
英語ができないお母さんが家庭でできる5つのこと
英語の知識は要りません。要るのは『関心』だけです。
- レッスン後に「楽しかった?」と笑顔で聞く(評価せず、ただ聞く)
- 子供が英語を口にしたら「すごい!」と素直に喜ぶ(発音の正誤は関係ない)
- 「今日習ったこと、お母さんに教えて?」と頼む(子供の発表機会を作る)
- 「お母さんも一緒に覚えたいな」と一緒に学ぶ姿勢(モデリング)
- 「英語できないけど、応援してるよ」と素直に伝える(罪悪感の解放)
『英語ができない』を、強みに変える日
『英語ができない自分が、子供に申し訳ない』と思ってる時、お子さまもその罪悪感を感じてます。
その罪悪感を手放した瞬間、お子さまの英語は伸び始めます。
『英語ができない』は、マイナスじゃない。むしろ、お子さまにとって最強のサポーターになれる、立派なアイデンティティです。