2023-11-22
※この記事は過去に投稿された記事の再投稿になります。
(2023年11月にAmebaブログから当サイトにブログを移行しました)
英語を小さいうちから習わせて、最初にくる壁が、「文章で話すことができない」というところだと思います。
大体、年長さん~2年生くらいのお子様たちが、他の英語教室から悩まれて、私のところへご相談に来られるケースが多いです。
私自身も(といっても30年以上前ですが(笑))小学校の頃、グループレッスンの英語教室に週1で数年通っていましたが、
文章で喋れるようには最後までなりませんでした。
私が、オンライン英語だけで、今文章で話せるようになったので分かります、圧倒的に練習量が少なかった。。
オンラインならたくさん受けれるので、毎日受けたら喋れるようになるかと言われたら、できないです。
多くの方が躓いているので、ご安心ください。
また今から始められる方は気を付けてください。
やみくもに英会話を受けまくったら話せるようになるというのも違うんです。
会話も通じたら、流れて行ってしまうので。「意識して、話せるようになる訓練」がどうしても必要なのです。
私がオンライン英会話の生徒だったときに、この先生は練習させてくれるけど、
この先生はしてくれない、練習させてくれる先生は、人気でなかなか予約取れないけれど、
どの先生もオンライン英会話ってストレスなのか長く続けれない。
そのうち仲良くなってくると、大抵は先生が自分の話をして終わってしまう。
(今私の子ども達が学校に通わせたら、どれだけ先生のレベルが低かったかとも思います。
他の先生や、教室の愚痴も沢山ありました。学校の先生はそんなこと絶対に言いません。教育は本当にされていたのでしょうか)
結局、練習させてくれる先生を見つけて長く教えてもらえる確率ってほぼゼロに等しい。。。
と3年目以降は諦めの境地でした。
そこで私の教室では子どもが「話すことができるようになる」ためにいろいろ仕組みを作りました。
しかし最初に掲げていた、「先生のよりよい教育システムの構築」案がうまく回るのになんと何年もかかりました。
何故ならたくさん反対されたからです。
第一に外国人と日本人との感覚が違う。
例えば、美容院。
少し大きい美容院は、カラーする人、ブローする人、カットする人で分かれています。
ですので、少し待ち時間はあるものの、割と効率よく終わります。
美容師さんたちも、何人もお客さんを同時に受け入れれるので、効率がよいです。
アメリカに住んでいた時、美容院に驚きました。
美容師さんが美容院のブースを借りて、一人でやります。
ですので、一日に相手ができる数も数人しかおらず、
予約はなかなかできないし、行っても、前の人が終わっていないと、1時間近く待たされるし、
0歳児がいた私は美容院中に授乳を何回もして、子どもも泣きわめくし、とても嫌でした。
ただの、カット&カラーに半日もかかりました。
外国人はそのような感覚なのですよね。
自分が人気であれば、教育を受け続ける必要はあるのか?
他の先生が教育を受けたら、自分の予約が減って取り分が減るのではないか?
長く勤めたら、チケットを2倍にするなりして報酬をもらってもいいはずだ。
ダメな先生は辞めてもらって、この先生はできそうだな、という先生を1日とか2日でトレーニングを終わらせて
すぐにレッスンをできるような仕組みを作ったらどうか?
先生を増やすと給料の保証をしてあげないといけないから、その分広告宣伝をして、沢山生徒を募集しないといけないけど。
私は生粋の日本人なので違和感しかなかったです。
(大手のオンライン教室はそうやっているので、比較をするとそういう考え方になっても仕方ないと思いますが)
だって、日本の企業は、役職が上がっても、研修や講習をひたすら受けなくてはいけない。
美容師さんだって、ベテランの方でも毎晩講習ばかりですよね。
銀行員さんだってずっと勉強しなければなりません。
若い時に私は、工場をもつ、自動車メーカーで働いていました。
工場に行くときは「指をさして声を出して確認するなど」必ず気を付けないといけないことが沢山あるのですが、
1年もして慣れてくると、逆に気を付けないといけない点を忘れてしまい、
危ない経験をしました。人間は慣れてくると我流になってしまうものです。
ですので、定期的なメンテナンスは最重要事項だと思っているのです。
先生の1日に教えられる人数は決まってします。
私が経験してきたように、その先生のレッスンが受講できなかったら、
やめるしかないという生徒がでてきます。
全員の生徒が、希望の時間に希望の先生の授業を取り続けることは不可能に近いのです。
じゃあ、担任制にして時間を固定したら?というアイディアも子ども達は学校があり、寝る時間が早いので希望が偏ってしまいます。
例えば夜7時から9時までの先生を莫大に採用していかなければならない。
しかし先生が2時間しか働けないのならば、まとまったお金にならないので集まりません。
また子どもも風邪だのいろんな都合で大人より欠席もしてしまいます。先生の方も不満が募ります。
それでは子どもたちが話せるようには絶対にならない。兎にも角にも毎日のように練習していくことが大事だからです。
ですので、私の考え方としては、美容院のようなブースを借りて働くというより、「チームで働く」というのが根底にあります。
その方が1人で頑張る力より、大きなことができるから。
私たちは給食当番や掃除に始まり、学級活動や部活動、文化祭に体育祭、小さい頃から教育されてきましたよね。
日本人が個人プレイヤーはいらないと日産のゴーンさんについて冷ややかな目でみるのも一緒ですよね。
でも、外国人からすると自分は頑張ったから1人だけでも、それくらいの特別待遇と報酬はもらって当然だと思うのですよね。
それもそういう環境で住んでいたらそういう思考になるのも分かるけれど、
でもそれでも、それじゃあ本当に子どもたちを伸ばすことができるのかということを
中心におくと、やっぱり違うように思います。
日本の子ども達をたくさん話せるようにさせたい。
良い先生を確保するにはいくらでも払ってもいいという、うちの子を特別扱いしてほしいという
お金がある特別な家庭ではなく、私は多くの日本の子どもを話せるようにさせたいのです。
いい先生を次々に生み出す力、そしてそれを保つことが教室としては大事だなと思っています。
それには、やっぱり先生たち一人一人の理解と協力も必要であると考えています。
今は、採用時に説明して、私の思想に共感してくださる先生と一緒に頑張っていきます。
アメリカに住んでいた時に、日系の企業に働くアメリカ人方とお話ししましたが
日本の企業の仕組みについて、外国人の方々もとても共感していたので、
どこ世界でも、共感してくださる人は少なからずいると思っています。
そして、誰もがお試しして、始められて、続けるのも辞めるのもお世話しない、先生のレベルはまちまちです。
という教室ではなく、
あくまで教室の理念に共感してくださる保護者様、そしてそちらのお子様と一緒に頑張っていきたいと思っています。
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