2023-11-19
※この記事は過去に投稿された記事の再投稿になります。
(2023年11月にAmebaブログから当サイトにブログを移行しました)
うちの母が60歳を過ぎて、習字の昇格試験がなくなった。
詳しくは聞いたけれど忘れてしまった。先生資格の次の次?くらいで試験は終わるそうだ。
母は、私が高校生か大学生になったあたりから、急に習字を習い始めた。
小さい頃習っていたと聞いたけれど、、
私の記憶が正しければ私が小学校で習っていた頃、
私が初段になったくらいから面白がって一緒に書いてもくれなくなった。
勝手な見積もりだけれど、母は、それくらいだったのかなと思う。
習字が好きで好きで、という感じもしなく、近所の人が車がないって言うから、
車を出してあげないといけない、と半ばお付き合いで習い始めたような記憶がある。
それから20年以上も毎週習字を書き、家で宿題もやっている。
母を見ると、何事も細々と続けることで「本当にモノにする」ことができるんだなというのは分かるのだけど、
今、子どもの習い事も周りが次々と辞めていくのを目の当たりにしている。
それはいろんな理由の組み合わせだ。
学校が忙しい、部活が忙しい、先生が好きじゃない、なかなか伸びない、、、
しかしその前提に「子どもが大して好きじゃない」ということがあるのではないかと思う。
でも母を見ていると、20年も毎週取り組めるほど、好きという感じはしなかった。
個展にも行っているのも見たことないし習字談議で花を咲かせるなんてこともない。
おそらくだけど、車を出していた近所の人は辞めてしまったと思う。その話はもうすぐに聞かなくなったから。
どうも、習い事に関しては、保護者が揺れる、ていうのが一番にあるのではないかなと思う。
例えばゴールを決めている習い事の場合、例えば公文は小学教材まで、中学教材までとか、
水泳は選手コース前までとか、きっぱり辞めれるけれど、
それ以外の場合、家で練習をしない子供をみて親が「お金がもったいない」と感じ
脱落していくケースが大半であると思う。
母は同時に子どもが好きでやっているかとということも見ているけれど、
好きで好きで仕方ないという状態は、習い事に関してはほとんどの場合はなく
学校にいく、というような感じと同じくらい当たり前に生活馴染んでいるものだ。
※以下の表は、大学教員のブログから引用させていただきました。
また子どもが、しっかり成長しているかというのも、親がみているところだと思う。
何事も、右肩上がりには成長いくものではない。
練習していくと、レベルが上がる期間より、停滞している期間のが長いと言うことが分かる。
>このプラトーが成長における注意点の1つ目です。
成長過程で成長が停滞する時期が誰にでもあると予測しておくだけで、
精神的ダメージを低く押さえ、挫折を回避できる可能性が高まります。
プラトーを乗り越えると、成長の波(スパート)がやってきます。
大事なのは、その大きな成長が待っていると信じ、辛いプラトーの時期をぐっと耐える精神力なのかもしれません。
「ぐっと耐える精神力」
私は耐えるとか言われると、正直で苦しくなるので、
大切なのは、実は、「親が何も考えない精神力」だと思う。
これが母親として結構辛い。お金も変わってくるし、他の子も気になるし。
とにかく、多くを望み過ぎなんだと思う。
きっと私たちは自分の子が「神童」とでも言われない限り、
満足がどこまででも行かないように思う。
だから根性の曲がった親は、うちの子はできるのよ、聞いてくれそうな優しい性格の親に向かって、マウントしてくるし。
逆に自尊心のない親は、他の子ばかり気にして、情報収集しすぎて、うちの子できない、もっと出来るところがあるのではないかと、
グラグラしてしまう。
でも全て所詮そんなもんだと大きく構えて、「続けていること」を褒めて育てていきたいものだ。
私の英会話教室では、辞める子はほとんどおらず、驚いています。
保護者様も良い方ばかりで、先生たちも居心地が良いんだと思います。
毎日快く教えてくださっているのに日々感謝しております。
今後とも楽しいレッスンに勤めれるように、日々努力していきます。
引用
#151 成長曲線とプラトー
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