ほとんどの親が熱心すぎて毒親。子どもに失敗させましょう
2023-11-17

2023-11-17

ほとんどの親が熱心すぎて毒親。子どもに失敗させましょう

※この記事は過去に投稿された記事の再投稿になります。
(2023年11月にAmebaブログから当サイトにブログを移行しました) 

早いもので、もう3月となりました。一気に年度末です。

さて、今回、未就学児、小学校低学年の保護者様にも読んでただきたいです。

英会話を辞める中で一番多いのが、4年生、5年生です。
周りを見てみると、1年生から通っていた習字を辞めた子、ピアノを辞めた子、多くないでしょうか?

私の30年前は、5年生から部活が本格的になり、週末も関係なく毎日ありましたので、
習い事を辞めて、部活と学習塾に変えるというものが一般的でした。
しかし、今は部活の日数も少なく、朝練もないので、部活が当時のクラブ活動のような活動内容になっています。
習い事は続けている子の方が多いとお思います。
その中で習い事を辞めていく子、どうしてでしょうか。

例えば習字でも初段になったら辞めるとか、水泳でも平泳ぎまでできたら辞めるとか
ゴールを決めて習っていたとしたらよいのですが、

一番多い理由は「子供のやる気が感じられないから」ということが多いのではないでしょうか。

そんなご家庭の中で気になる点があります。
それはほとんどの親が熱心すぎるということです。

私は小さい子の教育は親の関わりで伸び方が全く違う、関わってくださいと伝えています。
しかし、熱心すぎる親は、同じやり方を続けてしまっているように思います。

子どもを監視し、子どもが困ったら答えを教え、態度について指導し、もっとできるようになるために、違う問題集を与えたりする。

そして高学年以降に出来上がる子どもは「無気力で反抗的な子ども」です。

その状態を見て、親はさらに努力します。もっとこうしたらいいのではないか?

私は、自分も親なので涙が出るほど気持ちが分かります。
今まで育児と向き合ってきたんですよね。いろんなことを犠牲にして子こどものことを一番に考え
環境を整えてきた。もっと自分が頑張れば、、という思考になるのも痛いくらい分かります。

確かに親が頑張れはそれなりに最悪の状態にはならず、親が望む100点ではないけど
70点くらいになります。その場は。

しかし、数年後に視点を向けると子供の結果は「無気力で反抗的なこども」になります。
なんとか親が思う70点くらいでいった子供が10点とか0点とか
(テストの点数ではないです、親の満足指数の点数です。)全く思い通りにいきません。

それで親は、子どもが小さい頃はそれなりによくできたのに、、と苦しみます。

それでは親は何をすればいいかということですが、

子どもにひたすら失敗をさせるということです。

逆転の発想です。子どもが転ばないようにアシストしてきたと思いますがむしろ、転ぶようにさせるのです。

人っていくら周りから言われても、変えれないんです。
ゲームに夢中になっている子は親がいくら怒っても聞きません。
どうしようもないような人とお付き合いしている人は、親がいくらやめろと言っても別れません。
むしろやめろと言ったらさらに夢中になるかもしれません。

人は痛みでしか変われないんです。
自分で学ばないと、できるようにならないんです。

例えば私なんかは、小学生の頃からRBG好きでしたが、
大学時代ドラクエをプレイして3日徹夜してからはピタッとやめました。
人生の無駄遣いではないかと感じたからです。

性格が悪い人だからやめなさいと言われた人とお付き合いしていました。
二股が発覚してこっぴどく振られた時に、「これからはしっかり人柄もみよう」と思いました。


勉強に関していうと、親が完全に計画を立てて、忘れ物チェックして、
朝も起していたら、子どもはどうなるかは分かりますよね。
ゲームばかりやる子。親が宿題やりなさいというまではやらない子になります。
だって、親にコントロールされているから、自分で考える必要もないし、与えられたことをやるだけでいいし、
どうバレずに遊ぶかということに集中するようになります。

英会話レッスンでもみえます。答えまで教えてしまう保護者。
続く先は無気力の子どもです。

ひたすら早いうちに転ばせて、失敗させて、学ばせるのです。

わたしたち親は意図的に、子供の成長のためにそれを選択しましょう。
だって、誰だって、目をキラキラさせて、自分から学べる子になってほしいですよね。

人間と言うのは本来学ぶことが好きなのです。
いやいや、私は勉強好きじゃなかったからそれはないと思います、と仰られるかもしれませんが、
それは実はあなたの親のせいではなかったでしょうか?

例えばジャニーズに夢中になったことはありますか?
好きなアイドルの番組を録画したり、明星を買ったり、コンサートに行ったり、
今だとインスタをみたり、ファンプログを見て、彼の一挙一動を把握したりしませんでしたか?

夢中になって学ぶ感覚というのは、これと同じことだと思っています。
要はオタクです。

学校でもいませんでしたか?クラスに急に伸びた子達、オタク的に勉強にハマっていました。

スイッチはいつでもいいんです。

小学校から優等生で何の問題もなく育ち、大学も東大に入って欲しい?ハーバード?
ほんとうですか?

あなたが好きになった旦那様、奥様は、いろんなことに傷ついて、うまくいかないことが多すぎて
でも前を向いて、あなたのことを一生懸命考えてくれる人だったから結婚したのではないでしょうか?

失敗しないと人間的な魅力はでません。
他人を認める力も、自分の弱さを受け止めた人しかつかないのです。


私達親がしなくてはいけないことは、子どもをアシストすることではなく、
子ども自身がいろんなことを経験し、学び
子どもたちが自分でスイッチを押すことのできる力をつけることではないでしょうか?

親ができることは、学べる環境と整え、
どこよりもリラックスできる環境を整えてあげることです。

子どもが無気力になった場合、先生の教え方のやり方を強引に変えてもらうように要求することでなく
お金がもったにない、といって親が習い事を辞めさせることとでありません。

車で言うなら車のライトをハイビームに変えていきましょう。
私たち親は遠くをみていきましょう。

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