低学年までの英検についての考え方
2023-11-11

2023-11-11

低学年までの英検についての考え方

※この記事は過去に投稿された記事の再投稿になります。
(2023年11月にAmebaブログから当サイトにブログを移行しました) 

「年長でで英検3級とれますか?お宅のコースブックは何年で終わるのでしょうか?」

3歳児の初心者のお子様とお母さまが体験レッスンでいらっしゃいました。

「お母さま、英検の問題は覚えていらっしゃいますか?」
と私はお伺いしました。

早期で英検の資格が取りたい場合は、まずは過去問を保護者様自身が確認すること、そして小学生用の英検の問題集を見てみることです。

英検では何を問われているか大人になった目線で見てみてください。
そして、自分の子どもがそれを理解できる力があるか、まず想像してみてください。

英会話レッスンをして、英検が取れるか?の問いには、小さいお子様は遠回りのような近回りだと考えています。

高学年以降、英検を急ぎで取得したい場合は、私は日本人の先生に習った方が早いと思っています。なぜなら英検とは、日本の学校の授業に沿って作られているので。英語塾や公文がお勧めです。

では私が、なぜ遠回りのようで近回りだと考えているかというと、脳の構造上文法の理解が低学年まではできません。そのような理由で、学校でも国語では文法を習いません。公文などで中学教材に手を出しても理解ができないので嫌がる子どもが多いです。

教室では英検に準拠しているテキストを使用しています。遊びながらフレーズを理解させていきます。
いくら、日本語で動名詞は動詞+ingと説明しても日本語でも理解できませんから。

ただ、やみくもに英検のテキストを使っているから終わるのが早いのね!!と魔法のように思われても申し訳ないので、誤解なく書かせてていただきたいのですが、お子様が外国人の先生と1人で対話し、自立してレッスンを受けれるようになるまでに、小さいうちは保護者様のご協力やそれなりの学習時間も必要です。道のりは長いものです。

土台がしっかりできているからこそ英語でコミュニケーションが取れ、検定も簡単にできるのです。
 また、国語力がないと文章を読むことができないので、早いうちからの文字が読めるようになり、日本語での語彙を増やすことも必要です。図書館に連れて行くか、kindleキッズを渡すか、公文の国語をやるか、手段はなんでも構いません。国語力を上げるのもそれなりの時間がいるものです。

また、私の教室では、英会話の目標やゴールを最初にお伺いしておりますが、それが「英検合格が目標」と書かれている場合は、学校の授業を先取りしたいということですから、今一度、本当に英会話教室でよいのか確認させてもらっております。

学校教育でやれない分をカバーする目的で教室を運営しています。
何故なら、リスニングですら1000時間はかけないと英語は全部聞こえるようにはなりませんので、それなりにさせたかったら、それなりの時間が本当に必要なんです。まずは土台をしっかり作ること。会話ができることを主眼にすること。土台が作れれば、中高生のテスト前の試験勉強のような勉強をしなくても英検は取得できます。

(※2級以降は普段日常会話では使わない単語が出てきますので、それは覚えないとといけませんが)

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