親が仕掛ける子どものやる気
2023-11-10

2023-11-10

親が仕掛ける子どものやる気

※この記事は過去に投稿された記事の再投稿になります。
(2023年11月にAmebaブログから当サイトにブログを移行しました) 

親は何かを直接教えることではなく、環境を整えてあげることが親の仕事だと思っています。

子どもたちの特性に応じて考えてあげるべきだと思うけれど、子どもが小さいうちは特性が分からないのでいろいろ試しながら親は見極めていきます。もちろん、親が苦手であるものは子どもも続きませんので、親がそれを子どもと一緒に学ぶことが好きなものでチャレンジすべきです。特に小さいうちは、どこかの教室に丸投げして、勝手に「そこそこ」に上達することは残念ながらありません。習ってないよりかはマシかな、というような習得の仕方になります。

何故なら、小さい時の記憶力というものは短く、また子どもの気分でレッスンの質が左右されますので効率のよい習得の仕方は難しいからです。しかし、語学に関しては小さいうちからの学ぶことのアドバンテージがあります。それは耳がとても良いからです。私たち大人は英語ではLとRの音が完璧には聞き分けられません。なぜなら日本語にそれはないからです。小さいうちに英語を聞く耳を育てることで、劇的に伸ばすことができます。大人になってから英語を学ぶと、どんなに完璧な文法を話しても、相手と発音の悪さのせいで、言葉の壁を感じることが必ずでてきます。

それではどのようにしたら子どもの学ぶやる気を育てることができるでしょうか。それは、一緒に遊ぶことです。

 何をどう具体的にやったらいいかは子ども1人1人の好きなことにもよりますが、単純に長期休みに親子英語キャンプに入れればいいなど、そのようなことではありません。やる気を継続させる1つの方法ではありますがそれはイベントです。ピアノでいったそれは発表会です。それよりも、毎日の生活のほうが大事ですから、お風呂場で英語で話しかけてみたり、一緒にCDをかけて歌って踊ったり。工作やお絵かきゲームをしてもよいでしょう。語学だけにとどまらず、海外の文化の知識を教えたり、興味を持つようなポジティブな声がけも大事です。

 そんなこと自分は英語を話せないし、難しい!だから英語を学ばさせたいのに!と感じるかもしれませんが、日本の中学1年生程度の簡単なレベルの内容で構いません。下手でもいいんです。ちゃんとしたことは先生が教えます。それよりも、「親と楽しむ」という経験が小さな子どもたちに1番大事なのです。

 その経験をもって、子どもは大きくなります。そして、思春期になり「自分は何者なのか、何を学びたいのか」を真剣に考えるようになります。振り返るのは子どもの時に心から夢中になって楽しんだ気持ちです。自分の本当に好きなことは何だろう、やりたいことはなんだろうと考えた時に、ようやく親の姿がでてきます。あの時、一緒になって夢中で遊んだ。あの時褒めてくれた、だから嬉しくなって続けれた。

私たちが親が育児をする上で意識しないといけないのは、そこなのです。

決して、幼稚園で英検5級を取ったとか、平泳ぎ25メートル泳げるとか、公文で小学教材が終わってるとか、コンクールで賞を取るとか、そういうことではありません。

 小さい頃の特別早く何かができたり、賞を取ったことなんて、大人になったら何の価値もないのです。

「いいえ、私は、少しでもやる気に繋がると思っています。だから先へ先へ学ばせたいです」

 と仰れる方もいらっしゃると思います。

いいえ。やる気に繋がるのは母親であるあなたではありませんか?

子どもはまだ他人と自分を比べられません。楽しいか楽しくないかだけでしか生きないのです。他の子より先に進んで、賞が取れて嬉しいと言っているのは「ママが喜んでいるから嬉しい」のです。

私は、10年間たくさんの壊れてしまった子どもをみました。そしてたくさんの伸びていったこどもをみました。

親の育て方一つで子どもは180度も変わってしまう人生があります。
「あと伸び」する子を育てたいと思いませんか?

教室では私の考え方に賛同していただける保護者様、お子様を求めております。

一緒にがんばってみませんか?

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