2025-05-09
「やっぱり、先取りしてるんだね〜」
その一言に、私はうまく返事ができませんでした。
ただ、うなずいて笑ってみせるしかなかった。
「先取り」したくてやっているわけじゃない。
ただ、これまで積み重ねてきたことを、
子どもが今、そっと次のステップへと進めようとしているだけ。
その背中を、私はずっと見ていました。
寝る前に小さな声で音読していたこと。
わからないところを悔しがって、泣いていたこと。
大人の会話に黙って耳を傾けていたこと。
全部、小さな努力の積み重ねです。
それを、たった一言のラベルで「先取り」と言われてしまうと、
その時間ごと、上から薄紙を貼られたような、
ぼんやりとした寂しさが残るのです。
英語の話題でも、似たようなことがありました。
「うちは週に1回だけ。うちはそんなにガツガツやってないよ」
そう言われたとき、
私はまるで“教育熱心すぎる親”のように感じてしまいました。
でも実際は——
一緒に絵本を開いた日々、
聞き取れなかった単語に2人で笑った時間、
ただ、それらを毎日の生活の中に少しずつ重ねてきただけ。
大げさなことはしていません。
毎日たった20分でも、今日も子どもと楽しんで向き合おうと思ってきただけなのです。
私は誰かに勝ちたいわけではありません。
うちの子を特別にしたいわけでもない。
ただ——
この子が、自分の足で歩けるようになるその日まで、
今私ができることを、静かに支え続けたいだけなのです。
子育てって、本当に見えない戦いです。
比べたくなくても、比べられてしまうこともある。
計画通りに進めようとしても、思うようにいかない。
信じていても、心が揺れる日だってある。
でも、そんなときこそ私は、深く呼吸をして思い出します。
「この子の人生は、この子のもの」
そうやって、また一歩を踏み出していく。
もし今、誰かの言葉に心がざわついている方がいたら——
その気持ちには、ちゃんと意味があります。
それはきっと、あなたがまっすぐに、子どもと向き合っている証です。
今日も私は、
「うちはうち」と、
小さな灯りを守るように、子どもの隣にいます。
英語学習について言えば、我が家では3歳から、
毎日少しずつ、続けてきました。
その積み重ねが、上の子が高校生ですが今、少しずつ形になってきているのを感じています。
英語が必要かどうかは、人それぞれ。
将来、英語を使う仕事に就きたいかどうかでも変わってくるでしょう。
でも、大学進学を考える上で、「計算力」と「英語力」は間違いなく“最低限必要な力”です。
どちらも、小さい頃からゆっくり積み上げていけるものだからこそ、
「やっておいてよかった」と心から思っています。
高校3年生まで毎日筋トレのように続けてもらうつもりです。
焦らず、でも確かに、今日の一歩を積み重ねていく。
そんな毎日を、あなたも一緒に始めてみませんか?
私までご連絡ください。
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