2024-11-01
スイッチが入ると、すべてが一気に上向きに…そんな理想が頭をよぎります。でも、実際はそう簡単なものではないのです。なぜなら、今の子供たちは英語に限らず、やることがとにかく多いからです。学校の課題、他の習い事、そして友達との時間も大切です。そんな忙しい日常の中で、英語だけに集中してやる気を維持するのは難しいのが現実です。
もし学校と英語だけに生活を絞り、「帰宅したら英語だけを勉強する」という生活にすれば、英語力はグンと伸びるかもしれません。子供に「これだけ頑張ればいいんだよ」と伝え続ければ、いずれ「英語が自分の特技」となっていくでしょう。
でも、少し立ち止まって考えてみてください。英語はあくまで「道具」に過ぎません。何よりも大事なのは、その子が「何を好きで」「どんな人間で」「何ができるのか」ということです。英語だけ話せることに何の魅力があるのでしょうか?それだけでどんな仕事が見つかるのでしょうか?やりたいことや好きなことがあってこそ、英語というツールを通じて自分を広げていけるのです。
だからこそ、私は小さいうちから「英語だけ」に集中することをおすすめしていません。英語がぐんと伸びるのは、自分の言語能力も同時に上がっていく時期です。その時期が来たら自然と英語も伸びていく、私はそう考えています。
やる気スイッチがどこかに存在していると信じるのではなく、英語を「日課」にするのです。そう、歯磨きのように毎日少しずつ続ける習慣にすることがポイントです。毎日の小さな積み重ねが、やがて大きな力になり、英語が自然に身についていきます。
私たちの教室では、子供たちが楽しんで学べるよう、さまざまな工夫をしています。それでも、やはり飽きが来ることもあります。そのときこそ親御さんのサポートが重要です。小さなご褒美や楽しい工夫を取り入れて、日課の中にワクワクを加えていきましょう。
子供の英語学習は、親と教室が一緒に支えながら進めるものです。無理にスイッチを探さず、日々の積み重ねを大切にしていきましょうね。
いつでも私にご相談ください。我が家の子供ももうすぐ高校生になりますが、私も「やる気スイッチ」を探して悩んだ親です。10年以上の「おうち英語」を続けてきて、いかに子供たちが最初はポンコツだったか(笑)をお教えします。そして、そんなフツーな子たちがどうやって続けてきたのか、私たちがどんなサポートをしたのかもお話しします。
今後もぜひご一緒に、お子様の英語学習をサポートしていきましょう。ご連絡をお待ちしています!
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